ナノ銀担持ペレット製法とは
NTOC工法の概要
薄膜蒸着の初期核形成理論を利用し、粉末状、粒状固形物、あるいは条件下の液体を母材として(スパッタリング可能な)金属、セラミック、合金のナノ状微細粒子等を物質間力のみで担持させ安定複合材料を形成する独自の技術工法は、 Nano Target on Carrierの頭文字を取ってNTOC工法とし、特許を取得しています。(特許JPB005802811)
NTOC工法によるナノ銀担持ペレットの製法
実例粉末
STEP01
STEP02
STEP03
他の技術との違い
物理的製造法と科学的製造法とは?
物理的製造法とは一般的に物理的に銀の塊を粉砕することでナノ銀を作り出す方法です。
この方法は機械的な力を使用して物質を加工するため、ナノ銀のサイズには限界があります。ナノ粒子の均一性やサイズ制御の難しさがあります。また、比較的高い生産コストがかかる場合があります。科学的製造法とは高圧ガスの噴射等により科学的にナノ銀を作り出す方法です。この方法では、ナノ銀の純度が低くなるという問題があります。特に、他の化合物や不純物が混入する可能性があり、それによってナノ銀の品質や効果が損なわれることがあります。
物理的製造法、科学的製造法とNTOC工法(当社)の比較
項目 | NTOC工法 | 物理的製造法 | 科学的製造法 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
Ag(銀) | パウダー | 液体 | パウダー | 液体 | パウダー | 液体 |
ナノ粒子径 | 2~50nm | 2~50nm | 100~500nm | <50nm | 2~50nm | 2~50nm |
分散性 | 〇 | 〇 | △ | △ | △ | △ |
純度 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × |
ナノ効果 | 〇 | 〇 | △ | △ | 〇 | 〇 |
粒子濃度 | <2,000ppm | <2,000ppm | <2,000ppm | <2,000ppm | – | <2,000ppm |
使用母材 | 全て可 | 油/水 | × | 油/水 | – | 水 |
保管性 | 〇 | 〇 | × | × | △ | △ |
量産性 | 〇 | 〇 | × | △ | 〇 | 〇 |
コスト | 〇 | 〇 | × | △ | △ | △ |
当社の特許技術であるNTOC工法を活用することで、高純度かつ高効果のナノ銀を粉末、固形、液体といったさまざまな形状で製造して商品化することが可能になりました。
ナノ複合材製作技術(NTOC工法)の活用例
当技術により純度の高いナノ銀を取り出し、パウダー・固形・水溶液状にすることで除菌・抗菌効果を持つ製品の製造が可能です。
たとえばこのような商品を開発してみませんか?
貴社のアイディアや既存商品と合わせた開発を実現致します。
化粧水、美容液
石鹸
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除菌/抗菌剤
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ペレット(PP材)の表面に担持されたナノ銀の濃度による差異
ジェネライツなら、高純度のナノ銀等金属の担持が可能なため、効果が長持ちする製品を提供可能です。
PP
Ag on PP 50ppm
Ag on PP 200ppm
Ag on PP 400ppm